Podcast機能が加わった新しいiTunes4.9が話題になる中、本日の朝日新聞夕刊(全国版では朝刊)文化欄に「iPod課金 小室哲哉氏に聞く」という記事がありました。音楽を創作する個人の考えを聞く...という趣旨のインタビューですが、携帯プレーヤー課金分の補償金分配金について「僕はいらないです」とう小室氏。もっと他のアーティストの意見もたくさん聞いてみたいですね。
そして明日30日は携帯デジタルプレーヤーに「私的録音録画補償金」を課するかどうかを論議する文化審議会著作権分科会法制問題小委員会があるようです。
こちらでは関連リンクがいくつか紹介されています。
Where is a limit?: 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第5回)の開催について
試される。(ココログ mix): 私的録音録画補償金 ──6.30 決戦に向けて
いまや音楽を録音できるのは携帯デジタルプレーヤーだけではないわけですから、この調子ですと、究極はハードディスク1個1個にまで課金されかねないような勢いですねぇ。
やはりお役所は業界団体には弱いのか?どうしてJASRACはあんなに強気なのか?私たちから徴収した著作権料が、莫大な政治献金に使われているんじゃないでしょうねぇ...などどついついいろいろ勘ぐってしまいます。図書館で大量に無料で貸し出されたりしてしまうことも多い作家さんたちに比べて、音楽業界ばかり特に優遇されているように思うのは私だけでしょうか。
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