銀座シネスイッチにて、映画「かもめ食堂」を見てきました。群ようこの原作で、フィンランドのヘルシンキを舞台とした小林聡美主演の日本映画です。混雑しているらしいとは聞いていたのですが、平日にもかかわらず映画館の外にまで行列ができていて、少しあせりましたが、座席もなんとか確保できました。
ちなみに左のサントラジャケットに使われた鳥のパターンが何なのかは、映画をみてのおたのしみです。
アキ・カウリスマキ監督のフィンランド映画「過去のない男で過去のない男を演じていたマルック・ベルトラも渋く共演。他の共演はもたいまさこや片桐はいり(日本人はこの3人しか出てません)...とくれば、面白くない訳がありません。
楽しいけれど、見ている私たちに向けてのメッセージもあり、さらに見ていてほんわかするお話でした。「過去のない男」で見たヘルシンキの街とはまた違ったイメージではありましたが、街ののんびりした雰囲気が画面からあふれていて、お話の筋とあいまってすっかり癒されました。オール・フィンランド・ロケなんだそうです。そして、かもめ食堂のメニューもとってもおいしそうでした。なんだかおいしいシナモンロールが食べたい気分です。
出演者をはじめ、映画を作ったスタッフは女性中心。今流行の「北欧」と「(おいしい)カフェ」の2つのコンセプトが入っていますから、ロングランでヒットしそうです。ちなみに小さなお子さんもチラホラ見かけました。上映中はお子さんの笑い声も聞こえてきましたし、親子でも楽しめそうです。この映画でヘルシンキを訪れる日本人が増えそうですね。
なんと上映館ではパンフレットはすでに売り切れ(封切りして1週間ですよ)。売店では映画で使われたイッタラのカップやムーミングッズなども販売されていました。週末に見に行く人はさらなる混雑が予想されますので、前売り券を事前にゲットし、時間に余裕をもっていくことをおすすめします!
そうそう、映画の中にマリメッコのブティックも登場しましたが、3月4日にマリメッコのお店が表参道ヒルズの近くにできたはず...。近いうちに行ってみようと思います!(京都店は4月21日、大阪店は4月26日オープンだそうです。)
かもめ食堂で主に従業員がコーヒーを飲むのに使っていた、イッタラのカップ
イッタラ(iittala)/ORIGO/マグカップ/ベージュ
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