ブックオフなどではお目にかかれませんが、正統な古本屋さんにつきもののグラシン紙。薄くてちょっと白く透けてみえるあのカバーです。ちょっと髙い箱に入った本も、最初からグラシン紙のカバーがついていることもありますね。店頭でちょっと中身をみて棚に戻そうとすると、紙がよれてあせったりしますが。最近はそんな立派な本もめっきり減りましたけど。いかにもな古本を買うとちゃんと最初からグラシン紙のカバーがついていますが、拾った本(!)や、100均だけど自分にとっては大事な本にカバーをつけたくなってきました。やはり本来の背表紙も見えるように並べたいですし、そうなるとグラシン紙のカバーがいいですよね。
グラシン紙のカバーがついているだけで、なんだかすごく価値のある本に生まれ変わるような気がします。
最近なかなか買い出しにいけないので、ネットで「グラシン紙」で探すと、ケーキ作り用のものが大半です。生クリームを搾ったり、ケーキの下に敷いたりするんですね。いわゆるクッキングシートもグラシン紙。
切手を買うと入れてくれる袋もグラシン紙のことが多いですね。郵便局ではなく、いわゆる趣味用の切手屋さんことですが。切手用のグラシン紙はこちらのお店が豊富。ちょっとした小物など、ポリ袋に入れるのもいいのですが、グラシン紙の袋にいれるとちょいとよさげに見えます。各国の郵政ボックスも整理箱としてなかなかいいですよ。
「分度器ドットコム」グラシン紙(グラシン封筒)/郵政ボックス - 文房具通販・郵政グッズ通販・ヨーロッパ雑貨通販
で、本題のグラシン紙。ラッピング用にやっと売っていたのがこれ。
グラシン紙 <20> 50枚入
近所の藤田紙店。お店のご主人らしき品のあるおばあちゃんが大好きで、そのおばあちゃんに会いたくて時々行っていたのですが、とうとう店じまいしてしまいました。この手のものを買うには少し遠出をしないといけないので、電車代を考えればまあこのあたりが妥当かな。本屋さん同様、街の文房具店もアスクル全盛で、経営が厳しそうですね。しゃれた文具が並んでなくてもいいのですが、文具店がなっていくのもまた寂しいものです。
はじめまして。
グラシン紙は神保町の中野書店でよく買ってます。本にかけるのにちょうどよい大きさに切ってあるので。通販もできるようです。
http://nmangaweb.fc2web.com/
(右フレームの「古本用品」)
>Alainさん
グラシン紙の情報ありがとうございます。さすが神保町ですね。
次回、古本屋さんめぐりで行くことがあったら買ってみようと思います。
意外にも「グラシン紙」というキーワードで当サイトにいらっしゃるかたが多いので、お読みの皆さんも是非どうぞ。