同行者(原作未読)の点数は85点でかなり面白かったらしい。私も原作を読んでいて、話がなんだか映画向きだよなぁと思っていたので、娯楽映画としては充分に楽しめました。ラストシーンも映画の方が視覚的に訴えるので感動的だったかも。さすがロン・ハワード。原作を知らないほうが純粋に楽しめるかもしれません。正直言いまして、原作のほうが後半急に話がつまらなくなってがっかりしましたので。
ヌヴーの役の彼女、どっかで見たような...と思っていたけれど、アメリだったんですねぇ。リー先生が出てきたときは、どうもまたガンダルフのイメージが抜けませんでした。トム・ハンクスはイメージが軽すぎるという話もありますが、思ったよりは違和感なし。シラスは怖くてかっこ良かったのだけれど、映画の中では説明不足でちょっと中途半端になってしまって残念でした。なんとなくバチカン側のドロドロしたところが描ききれていなかったような気がします。そして肝心のダ・ウィンチにまつわる謎も、さらっとした触れ方にとどまっていて、謎解き映画というよりはアクション映画という仕上がり。話を短くしなくてはいけないので、いろいろ盛り込むのが難しかったのでしょうね。
見た後は、ルーブルのピラミッドの前に行ってみたくなりました。原作が売れた直後もそうだったらしいですが、この映画、観光効果が高いかもしれませんね。
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