実はまだまだ続いている本郷の坂。SCOSさんを出て本郷三丁目の交差点に出た後、まだ夕暮れまでは少し時間があるので、掲載されているコースをさらに先に、お茶の水方面へてくてくと歩いていきました。しかしお茶の水に近づくほど、ビルが増え、あまり雰囲気の良い道中ではありません。
ということで、まず到着したは順天堂大学の病院の脇を通る「油坂」(009)。白衣を来た先生、学生、看護婦さんが行き来しています。
坂を下りるとお茶の水坂(010)。ここもれっきとした江戸の坂。神田川沿いの広い道路で、お茶の水の駅から水道橋の駅まで緩いカーブを描きながらおりていきます。神田川があるおかげて視界が開けているので気持ち良いですね。
お茶の水坂を少し下ってすぐ右折。このあたりではひときわ高いセンチュリータワーの脇を通る富士見坂(011)。今となっては「いったいどこから富士山が見えたのか?」と思うような坂です。坂の上に行くと見えたのかなぁ。すっかりセンチュリータワーの谷間坂になっております。
坂の上を左折して最初の道をまた左折すると建部坂(012)。このあたりはお茶の水坂沿いに坂が何本か通っているので、坂に沿ってジグザグに歩いているのです。ここは坂の途中に公園があり、夕暮れ時ということもあってうっそうとした雰囲気がしました。でも緑があるとちょっとほっとします。
次の坂は「忠弥坂」(013)。ただし、先述の建部坂が忠弥坂といわれていたという説もあるようです。大きな学校の裏手の坂ですが、この坂の上には妙に猫が多かった...。ネコ写真も何枚か撮ったのですが、ブレブレでボツ。手ブレ防止も追いつかないぐらいの手ブレにがっかり。ちなみにカメラのせいではなく、私の腕のせいです。
しかしこの坂、緑も多く、視界が東の方向にぱっと開けて、この周辺ではほっと一息の坂になりました。逆光でよく見えませんが、遠くに見える円盤のようなものは、後楽園遊園地のパラシュートタワーです。
ということで、本郷の坂道はあと1回だけ続きます...。
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