吟遊書人―神田神保町古書街ガイド Amazonで詳しく見る by G-Tools |
本の大きさが小さくなって、持ち歩きやすくなった...という声も聞こえてきます。確かに大きなムックを開きながら街を歩くのは気が引けますので、重さも含めてこのぐらいが実用的です。読んでみると、意外と猿楽町方面の路地に個性的な古書店がたくさんあるのですね。今まではあのあたりをやみくもに歩いていたため、お店めぐりの効率が悪かったので、今後の神保町(猿楽町?)歩きに役立てたいと思います。
おりしも12月5日の朝日夕刊で「古本の街 立ち上がる 縲怐@ネット書店・新古書チェーンに負けない」という特集記事を読みました。街の生き字引、八木福次郎氏も「今までにない厳しさだ」とおっしゃっているそうで、日曜定休だった神保町も日曜日に店を開けるところが増えているそうです。ネット書店やブックオフのような新古書店に対抗するため、今まではタブーだった古書店間の横のつながりや、大学、公立図書館とも連携を計画しているそうです。
神保町...一時期はスキー&スノボの街にもなりそうでしたが、最近はその勢いも沈下。自分はちょうど古本にはまっているところなので、この記事も真剣に読みましたが、ふつうの人たちにとっての神保町は今どんなイメージなのでしょうか。
古書界でもネット古書店が流行していますが、なんと言ってもぶらぶらして本を眺める楽しみはネットでは味わえないもの。いろんなジャンルの古書店があれだけ集まっている街は世界に神保町だけですから、今後も微力ながら応援(売り上げに貢献?)したいと思っています。
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