舞姫(テレプシコーラ) 10 (10) 山岸 凉子 メディアファクトリー 2007-01-23 by G-Tools |
この「テレプシコーラ」。話題になっているのは知っていて、第1部の衝撃のラストも噂では聞いていて、手塚治虫文化賞を受賞したのも知っていたのですが、「バレエ」というところで抵抗感があり、なかなか手を出さずにいました。
最近古本屋さんで、1縲怩S巻まとめて800円だったのを見つけて読み始めると、先を読まずにはいられなくなり、5・6巻は新刊で購入。小さな書店では新刊もなかなか置いていないということもあり、何軒かブックオフを見て回ったのですが見つかりません。
あそこだったらあるかも...と思ったのが、豪徳寺のブックオフ。行ってみたらちゃんとありました縲怐Bこのブックオフ、それほど大きくないのだけれど、なぜかちょっと他店と毛色が違うので好きなのです。7縲鰀10巻(@350円)をまとめて買って一気に読みました。
個人的には本当にバレエは全く興味がなく、過去の山岸作品「アラベスク」も読んでいませんが、それでも最近の日本のバレエ業界事情を見せてくれながら、ドラマそのものもしっかり読ませてくれます。不思議とバレエにも興味が出てきますね。そしてなぜかちょっぴり怖い山岸作品。久々に堪能させていただきました。第2部の再開がとても楽しみ。このまま終わらないでもらいたいですねぇ。
話しの中で、主人公の六花のあがり症解消のため、いろんな人がアドバイスをくれるのですが、自分が緊張したシーンにも応用できそうです。そういう意味でもタメになりました。
こちらは豪徳寺のブックオフへ行く途中の緑道で出会ったツマグロヒョウモン。一心不乱に蜜を吸っておりました。私も撮影中かなり蚊に血を吸われてしまいましたが...。
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