特に文面もかわったものではなく、単純に印刷に出した年賀はがきではありますが、終戦後2~3年ということで、今で言うコピー用紙程度のペラペラした紙だったりするところが、物資がまだまだ不足していたんだなと感じさせられました。
と、思ったのだけれど、よくよく表をみてみると、もともとの15銭50厘の郵便はがきに35銭の切手を貼っているので、はがきそのものはさらにもっと古そうです。切手は使用済みで120円程度のものなので、とても貴重だというほどのものではないのですが、郵趣的に楽しませていただきました。
この本と一緒に、集めている里見弴(とん)本「五代の民」(読売新聞社)や長塚節の「山鳥の渡」(春陽堂)も購入。100円とはいきませんが、それぞれさほど高くもなく、地元で満足のいくお買い物になりました。
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