さて、やっとまともに動くようになったBento 3。いよいよ目標であるデータベースを作る段階へ進みます。
サンプルのデータベースをブラウズしてみた限りでは、FileMakerとは全く違うモノですね。。Bento初心者としては、あらかじめいくつか設定されているテンプレートを利用することにしました。
一番近そうなもの...ということで「テレビと映画のコレクション」というテンプレートを使用。これですと、ライブラリ上に表示されるアイコンがフィルム柄になります!ライブラリの名前は「raizo collection」としました。
FileMakerですと、ここでテンプレートを元に必要なフィールドを追加して、レイアウトモードに切り替えてレイアウトの修正を行いますが、Bentoは「ブラウズ」「レイアウト」などのモードの切り替えはありません。まずここに少し戸惑いました。どうもレイアウトが思うように変更できません。(FileMakerと違って廉価版なのだから仕方ないのですが...)
まずは基本の「フォーム」(このフォームという名前も、当初は固定だと思っていましたが、後から変更可能であり、フォームも追加できることがわかりました)から、必要のないフィールドを削除。これは取り除きたいフィールドのフィールド名のあたりをクリックすると、カーソルがミッキーの手になり、該当フィールドが選択されますので、その状態のままデリートキーを押してフォームから削除。これは簡単。
フィールド名の変更は、フォーム上のフィールド名のダブルクリックで変更モードになりますので、転用できそうなフィールドの名前を変更しました。
そして、必要なフィールドの追加です。これも少し悩んだことの1つでした。メニューから「新規フィールド」を選んでも良いのだけれど、フォーム画面の右下にある「フォームツール」ボタンを押し、フォームツールを表示させることに気づいて1歩前進。「フィールド」ボタンで新しいフィールドを追加していきました。ここまでは順調。
でも今作ったフィールドは、見ている「フォーム」には自動的には追加されません。いったいどうやったらフォームに追加できるのだろうかと、悩むことしばし。メニューからそれらしきコマンドが見つからないのです。
ちなみに...「フォーム」ボタンは、FileMakerで言うレイアウトの追加。テキストボックスは、フィールドではなくフォーム上にテキストを表示させるときに使うモノ。イメージボックスは同様にフォームにイメージを表示させます。「オブジェクト」は、フォーム上を見やすく区切るための縦横の線やスペースを加えます。でもフォームに新しいフィールドを追加するのはいったいどうすれば良いのでしょう?マニュアルを読め!というところですが、あえて見ないで頑張りました。
あれこれ探して、やっと左下の三角マークのボタンが「フィールドパネルの表示」のためのものだということに気づきました。左側の「ライブラリ」リストで該当のライブラリを選択し、三角マークを押しますと、フィールド一覧が現れます。実際はもうすでに現れていたのですが、フィールドリストがそのような働きをすることになかなか気づかなかったのでした。
表示中のフォームにフィールドが無い場合は、このパネルのフィールド名の横の小さなグレーの四角が実線になっています。このシカクを、右のフォーム画面にドラッグ&ドロップ。これでやっとフィールドが追加できました。どうもFileMakerのクセがついているせいなのか、かえって直感的に操作できなくなってしまっているようです。
この調子でなんとか必要なフィールドを並べましたが、フィールドを動かすとある程度勝手に整列されます。フィールドとフィールドの間に追加フィールドを持って行くと、玉突きのように割り込んで配置してくれたりも。しかし...細かな微調整はあまりできない模様。フィールドを作るだけでこんなに時間を取られるとは思っていませんでした。
ということで、必要なフィールドを配置したところまでで本日は終了デス。(つづく)
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