新宿バルト9で、デンゼル・ワシントン主演の映画「アンストッパブル」を見てきました。スタートレックのジェームス・T・カーク役だったクリス・パインも出演。
私はデンゼル・ワシントンのファンでありまして、出演作品は極力観るようにしているといいながら、前回の「ザ・ウォーカー」は観ずじまい。今回は前評判も良さそうだったので期待して観に行きました。
まずこの作品。本当の主役は機関車の「777」と「1206」ではないかと思います。1つの貨物牽引車両の迫力満点。映画館で観ると、その重量感のあるサウンドと暴走列車の映像の迫力に圧倒されました。人間のアクションは少ないのですが、違った意味でのアクション映画です。観ながら体に力が入ってしまいました。映画としてのストーリーはとても面白かったと思います。
それに比べ、デンゼル・ワシントンもクリス・パインも存在感が少し薄かったように感じました。この作品の監督トニー・スコットは、「サブウェイ123 激突」でもデンゼルと組んでいたのですが、サブウェイ…の興行成績が思わしくなかったことによるトラブルで、一時デンゼルも降板したりしていたそうですね。うむむ、確かに「サブウェイ123 激突」は今一つだったよなぁ。
今回も、同じ鉄道モノということで、デンゼルがベテラン現場職員だったりするところに共通点があり、デンゼルの役の幅がとうも画一的になってしまっているような気がしました。あとは刑事なんかも多いんですよね。ファンとしては、年齢も年齢ですから、アクション的なものではなく、もう少し「演技力」が発揮されるヒューマンドラマ的なものを期待しています。
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