少し前になりますが、京王百貨店の大古書市に行きました。最終日前日で週末明けでしたから、あまり大きな期待はせずに行きましたが、過去に何度か「!」と思う地味な拾い物に出会うことが多く、また何かあるかも…と思うとなんとなく行かないと落ち着かないのでした。
収穫はこちら…
まず「山口弥一郎選集 第7巻」。先日読んだ「津波と村」の著者である山口弥一郎選集のうちの1冊。「津波と村」が収録されているのは第6巻だったようで、これは入手も難しいようです。ということで、他の文章にも興味があり、食習慣の話が収録されていたので購入。分厚くて場所を取るのが難点です。豪邸に引っ越せるなら山口弥一郎選集全巻そろえたいところ。しかし…「「津波と村」」は、売らずに手元に置いておけば良かったなぁ。どこかで出会ったらまた買ってしまいそうです。
そして今和次郎の「改稿 日本の民家」。岩波文庫版は絶版で古書価格は少し高め。500円で安かったのだけれど、昭和19年の再版のもので、読むと崩れてしまいそうで怖いです。
こちらは、いきつけの幸福書房でつい買ってしまったこちらの本の影響で買ったのでした。未読ですが。あとは、「宮城の食事」(これが一番高かった…)とコレクションしている岡本文弥さんの本を1冊。
山口弥一郎の本がずっしりだったので、かなりのボリュームになってしまいましたが、今回も自分としてタイムリーなお買い物ができました!
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