本日は石巻に帰省中であります。「おくずかけ」という汁物が、宮城の郷土料理だと知ったのは、実はごく最近のことでした。実家では、お赤飯を炊いたときの汁物としてセットででてきました。
実は自分で作ったことがなかったので、今回の帰省ミッションの1つとして、くみこさんに我が家の「おくずかけ」の作り方を教わりました。
くみこさんも作るのはかなり久しぶりだとか。すがさん(祖母)が死んでしまってから、ずっと作っていないかもしれないとのこと。そんなに!?
「おくずかけ」に欠かせないのは「豆麩」。他に根菜類(人参・里芋・ごぼう)やシイタケ、白滝などを入れます。具は比較的小さめに切ります。白滝も短めにカット。だし汁で煮て醤油ベースの味付。最後に片栗粉を水に溶き、少し汁がとろっとするぐらいにとろみをつけます。味ととろみのつき方に気をつければ、それほど難しいものではありません。
今回は、途中で味見をしているうちに、なんだか少し「辛い」。辛いものは全然入っていないのですが、おかしなぁ…と2人で悩んでみたところ、どうやらいつもは入れないタケノコの、アクのエグ味が原因のようです。なにか変なものを入れてしまったのかと少し心配になりましたが、出来上がってみると辛みのような味は全くわからなくなりました。味が全体的に馴染んだのかもしれません。
ということで、無事具沢山の汁物に仕上がりました!
さて次は、今回最大のミッションに取り掛かりますよ。
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