新幹線で仙台に向かう途中、新幹線の白石蔵王駅で途中下車して、鎌田こけし屋さんに寄ってみました。以前場所を調べてみましたら、在来線の白石駅のすぐ近くにあり、ここだったら歩いて行けそうだなと思っていたのです。
白石蔵王駅を降りると、駅の中には白石名産の温麺(うーめん)の館があり、そこにはこけしもあります。入場無料で、中には全日本こけしコンクールの入賞作品が並んでいました。
白石蔵王駅から在来線の白石駅までは、歩いて20分かからないぐらいの距離。てくてく歩いて、白石駅のちかくの鎌田こけし屋さんに向かいました。
所在地には看板は立っていますが、店舗ではなく普通のお宅。大丈夫かなと思いつつ、事前に電話はしていましたので、思い切って呼び鈴を鳴らしましたら、鎌田孝志工人が、奥の部屋から出てきてくれまして、お座敷に上がらせてもらい、棚にずらりと並ぶこけしを選ばせていただきました。
たくさん並んでいますと悩みますね。聞くと、最近は女子のこけしブームで小さなもののほうがよく売れるとのこと。材料が少なくすむのはいいのだけれど、小さくて筆を入れるのが大変なのだとか。
今は後継者がいらっしゃらないのだけれど、いつかお孫さんが継いでくれる事になるかもしれないので、その時のために、資料として、先先代の作品を少しずつ集めているのだそうです。後を継いでくれる方がいらっしゃるといいですね。だってかわいい帽子をかぶったこけし、とってもかわいいんですよ!置く場所さえあれば、大きなのも、桜の木でできたのも欲しいなぁ…と思いつつ、少し小ぶりなものを2本買いました。
都会の民芸品店で購入すると高いのだけれど、こうやって工人さんから直接買うと安いので、それもまた嬉しい。こんなのが欲しい…というリクエストも受け付けて作ってくれるそうです。
自分用の2本のほかに、豆えじこは、くみこさんへのお土産。ふふ、かわいいなぁ。思わす一人でにっこりです。
あぁ、次は遠刈田温泉(当然こけし目的)にも行きたいなぁ。
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