自分で書き写している禿山ノート、次号分を打ち込もうと開いてみたところ、また次ページに続きがあり、第1巻第1号にはあと3首ありました。
※夕方庭に立ち出でゝ
夕顔の棚の葉かけに月待つに飽かぬものかも白く咲く花
平瀬丘の尾に立つ松に光さしねごもる月のさやけくしぬばゆ
月代を待宵草の野に立てば現さながら世に隔たりぬ。
第1号には15首載っていました。目次にも名前が出ており、創刊号から掲載されているとなると、実はそのさらに前身の雑誌「馬酔木」にも参加していたかもしれない…と思って、以前入手していたアララギ故人歌集の湯本禿山の追悼文を読んでみたところ、第4巻第3号から登場しているとの記述アリ。国立国会図書館か立川の都立図書館に復刻版が所蔵されているようなので、いつかチェックしに行こうと思います。
ほかに「比牟呂」「アカネ」「心の花」という短歌結社の雑誌にも投稿していたらしい。
調べていけば芋づる式にいろいろ出てきそうではありますが、まずはアララギの山を越えないと。まだまだ踏み出したばかりです。
コメントする