iTunes Match、間が空きましたがiPhone編です。
さて、iTunes MatchはiPhoneやiPadなどのiOS機でも、iCloudに保存された曲を、ストリーミングやダウンロードでいつでも聴くことができるのが売りであります。
iOS機器の「設定」→「ミュージック」の項目で、iTunes Matchをオンにすると使えるようになります。
ちなみに、ストリーミングで曲を聴く場合には、データ通信量に注意が必要です。詳しくはこちらで。
iTunes Match 使ってみた! その2 - ストリーミング再生はどうなの? | iPhone | iPad iPhone Wire
やはり3G回線では厳しいようですね。よっぽど「今すぐ聴きたい!」ということでなければ、Wi-Fiの使える場所で曲をiPhoneなどにダウンロードして聴くのが現実的かもしれません。
設定のiTunes Matchの上に「全ミュージックを表示」という項目があります。たくさん曲を入れているとごちゃごちゃになりますので、私は通常ここをオフにして、日常的にはiPhoneに直接保存している曲だけを表示させ、いざとなったら全曲表示させることにしました。
iPhoneでiTunes Matchをオンにする前に、iTunesで同期させていた曲は、そのまま残ります。私は主にハイレゾ(Appleロスレスで)でリッピングした曲を残しました。iCloudの曲で置き換わるようなことはありません。
当初、アルバムのアートワークが半分程度しか反映されませんでしたが、昨日iTunes Matchをいったんオフにしてからオンに戻したところ、やっと元のアートワークが反映されるようになりました。一歩前進です。
しかし…まだ謎の現象が1つ残っているのです。
昨年末に大瀧詠一さんが亡くなられた後、リマスター版をAppleロスレスでリッピングして、最近はヘビーローテーションで聴いていたのですが、一番好きなアルバム「Niagara Calender」の挙動がおかしいのです。
iTunes Matchをオフにした状態では普通にみえるのですが、オンに切り替えてみますと…曲がダブっています。そして後半のトラック22から24の曲が消えてしまっています。さらにiCloud上の曲の全曲表示のほうを選びますと、さらにトラック14から17はiCloudマークがついてしまい、Appleロスレスの曲を聴くことができません…。
アップロードされたときに、もともとあったデータがおかしくなったのかと、あわてて一度iTunes上の曲のファイルを削除し、再度リッピング(Appleロスレスです)し、iPhoneではiTunes MatchをオフにしてからAppleロスレスの曲をiPhoneに同期させ、最後にもう一度iTunes MatchをONに。
すると、ダブりが解消されるどころか3重(そして欠損した曲は復活せず)になってしまいました。よりによってこのアルバムでこんな現象が起きてしまうとは、トホホでございます。
かといって、本当に曲がダブっているのかというとそうでもなく、iTunes上や他のデバイスでは普通に全曲1曲ずつに見えているのです。iCloud上のデータは問題なさそうなので、iPhone上の問題のようです。
ううむ。どうしてだろう…。
ひとまずiTunes Match連載はここまでといたします。状況が変わりましたらまた!
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