話には聞いていましたが、グラフ化されたデータで一目瞭然、レコードはかなりの売上の伸びなのですね。
CDの生産が開始されたのは1982年だそうですが、その後ずっとCDに押されていた「レコード」が30年後に盛り返すとは想像していませんでした。いろいろな音楽の楽しみ方が増えたことが、ニッチな「レコード」というメディアにも脚光を当てたのかもしれません。
さて、今「危機にある」と言われている「本」はどうでしょう。活字を読む人が少なくなったのは、単純に電子書籍が登場したためではなく、本を読む以外のことに、みんな忙しくなってしまったということではないでしょうか。
電車の中でも、本や新聞を読んでいるヒトは少数派。ほとんどのみなさんがスマホをいじっています。大人も子供も(そして私も)多くの時間をデジタルなコンテンツに費やしていますから、ゆっくり本を読む暇もないということかもしれません。
そして「紙の本」の世界も、これから始まるであろう本格的な低迷期を乗り切ると、やがて「レコード」のように再び人気が急上昇する日がやってくるのでしょうか…。
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