元のミュージカルは、山下達郎氏がNYまで見に行った話を聞いて知っていましたが、イーストウッドが監督して映画化されたこと、つい最近まで知りませんでした。
お話は、ニュージャージー出身の主人公達がグループを結成し、ヒット曲を飛ばし、そして解散してしまうまで、彼らのヒット曲をちりばめながら進みます。
ライナーノートを読みますと、映画の中で歌っている歌は、吹き替えではなく、本当にカメラの前で歌っているそうですね。4人のキャストのうち3人は実際のミュージカルに出演していることもあり、歌はバッチリでノリノリです。ヒット曲が流れるたびに、鳥肌が立ちました。
4人は映画では馴染みのない俳優さんたちばかりですが、そんなことは全く気になりませんでした。ギャングのボス役でクリストファー・ウォーケンが出て来たり、イーストウッド本人はテレビの画面の中に映っていたりと、お楽しみもアリ。
同行者はミュージカルが嫌いなので、密かに心配でしたが、映画の内容を知らせずにイーストウッドの映画だからと連れて行きました。実際はミュージカル的な演出部分はエンディング程度ということもあり、評価は70点ということでまずまず。
ということで、オールディーズ・ファンは必見の映画であります。
The Very Best of Frankie Valli and the Four Seasons
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