アララギ第5巻第1号
雜 歌
○ 湯 禿山
朝山に雲ふみのぼる見渡しの谷川の音をとほく聞きつつゝ
朝ぎりのおほに隔たり今過ぎし山川すらを外の世とぞおもふ
思へども甲斐なきからに心和ぎて過ごすこの頃蟲鳴きほそる
玉の緒もゆかに細り鳴く蟲をあはれと聞きて寝をね兼ねつる
☆☆☆
「蟲」の出てくる歌2つ。
アララギ第5巻第1号
雜 歌
○ 湯 禿山
朝山に雲ふみのぼる見渡しの谷川の音をとほく聞きつつゝ
朝ぎりのおほに隔たり今過ぎし山川すらを外の世とぞおもふ
思へども甲斐なきからに心和ぎて過ごすこの頃蟲鳴きほそる
玉の緒もゆかに細り鳴く蟲をあはれと聞きて寝をね兼ねつる
☆☆☆
「蟲」の出てくる歌2つ。
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