今日は、八王子市夢美術館で開催中の「ますむらひろしの北斎展」を見てきました。ファンとしては絶対行かなくてはと楽しみにしていました。八王子市夢美術館に行くのも初めてです。
美術館への道は、甲州街道沿いで古くからのお店が多く、まず伊勢屋さんという和菓子屋さんでうぐいす餅と桜餅を購入。どちらも1個80円とかなりリーズナブルなお値段です。今日はひな祭りでしたので、桜餅を買いに来るおば様たちがひっきりなしに来ています。お店の入り口の串団子ディスプレイが年季が入っています。
美術館に近づくと、荒井呉服店が見えてきました。ユーミンの実家として有名なお店ですが、「街の呉服屋さん」も東京でもめっきり少なくなりましたね。
そしてやっと美術館到着!美術館としては小規模なのですが、会場には思っていた以上にますむら先生の原画がずらりと並んていてびっくりしました。
今回の北斎トリビュート作品郡は「王様手帖」に連載されていたものだそうですが、オリジナルの北斎の絵も並べて展示されていますし、ますむら先生のコメントもたっぷり読めるため、じっくり見ているとどんどん時間が過ぎて行きました。原画の水彩の色彩(元漫画家の奥様が「色彩部長」として色を塗っているそうです)が綺麗ですし、本当に見ごたえがあります!
平日でしたので、どう見てもヒデヨシを知らない年配の方が多かったのですが、皆さんどう感じられたのか気になります。私はもちろん楽しかったです。本当に良かった!
図録もグッズも買ってしまいました。図録は展示よりもますむら先生の文書量が多いので、こちらもまた読み応えがあります。忙しくて会場でゆっくり読めなかった方も、後でゆっくり読めますよ。
帰り道は、まつおか書房と佐藤書房という2つの古書店に寄り道して、ちょこちょこと古本も書い、大満足の八王子めぐりとなりました。
あぁ、私もヒデヨシみたいに自由に生きたいものです。
ちなみにこちらの松本隆のエッセイ、ますむら先生がイラストを描いていらっしゃいます。それを全然知らず、先日も本屋で買うか買うまいか迷ってやめたのですが、今日はそれと知って美術館でグッズと一緒に買いました。
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