福音館書店の月刊「かがくのとも」、現在発売中の2016年8月号は、なんと「ハエトリグモ」。
クモの中でもハエトリグモは特に好きなので、すぐに確実に入手できると思われる銀座の教文館でゲットしてきました。もう表紙を拝見しただけでおおおっとノックアウトされました。
文はハエトリグモを研究されている池田博明(いけだひろよし)先生。絵は昆虫好きの絵本作家、秋山あゆ子さんです。
一番初めは、台所のテーブルの上から始まりますが、なんとテーブルの上にはこけしの楊枝入れが!これはきっと秋山さんのセンスですね。お茶碗たちも可愛いです。そしてハエトリグモ〜。アダンソンハエトリです。実は私、このハエトリグモをこれまでずっと「アンダーソンハエトリ」だと思っていました。ごめんなさい。アダンソンさん。
そして詳細に描かれたハエトリグモさんたちの絵とにかく素晴らしい!クリクリした輝く8つの目玉も
素敵ですし、毛の1本1本までしっかり描かれていてびっくりしました。
ハエトリグモの行動の紹介、身近でよく見られるハエトリグモのイロイロ、ネコハエトリの一生など、5・6才向けにしておくのはもったいないほどの素晴らしい内容です。
こちらは冬にコグモが巣を作って冬越ししている絵です。カワイイなぁ。自宅でもハエトリグモはよく出てきますが、職場でもデスクの周りに時折出現します。もうぴょんぴょん出てきただけで嬉しいんですよねぇ。
クモが嫌いな方でも、ハエトリグモだったら好きになってもらえるんじゃないかなぁ。
これでお値段420円!絵本をたくさん置いている書店でないと、在庫はないかもしれませんが、皆様是非お近くの書店で取り寄せてもらってください。今年1番のオススメですっ!
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