お寺の境内がライトアップされ、さらに篝火も炊かれており、幟や提灯も並ぶ中を歩いていると、いつものお寺の様子とは全く違うので、一昔前にタイムスリップしたかのような、何かドキュメンタリー番組でも見ているような感じがしました。
その昔は明かりが篝火と提灯だけだったのでしょうから、もっと幻想的だったでしょうね。
境内を歩いているうちに、目の前の通りでは「万灯練り供養」が始まりました。2台の万灯と一緒に、鐘や太鼓に合わせて、まといを振りながらお寺の本堂の前まで進みます。
鐘と太鼓のビートがなかなか心地よく、長々と聞き入ってしまいました。ほんと、良かったなぁ。
近頃は地方でも「インバウンド、インバウンド」と盛んに外国人観光客を誘致しようとしているけれど、「御会式」のような小さなローカル祭りもとても魅力的。こういうお祭りだったら、あちこちにまだ残っていると思うので、変に新しいことをするよりは、もともとあるものをもっとアピールするといいのになぁ…などと考えながら家路につきました。
(以上、iPhone Xで撮影。夜でもよく撮れました!)
youtubeで見つけた昨年の様子。
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