ISHINOMAKI金曜映画館にて観賞。8割は(自分含め)中高年女性だったように思います。ご夫婦でいらしている方もチラホラ。スタッフの方によると、この上映会始まって以来の大盛況だったようで、イスを追加で並べてて対応されていました。
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンにある平屋建ての杉の丸太小屋に暮らす、90歳の建築家、津端修一さんと、87歳の妻、英子さんの暮らしを追ったドキュメンタリー映画です。
ナレーションの樹木希林さん、そして静かな音楽にのり、お二人の日常が映し出されます。観ているみなさん、全員が「うらやましいなぁ…」と思っていたのではないでしょうか。お二人ともとてもお元気で、さっそうと自転車(ママチャリではない!)にのる修一さんもカッコイイ!
修一さんは英子さんのために庭仕事や畑仕事を、英子さんは修一さんのために、野菜や果物を作り、手作りの料理を作る…いやほんとみんなこうありたいと願うステキ夫婦生活でした。
修一さんの建築家としての最後のお仕事も、これまた素晴らしい仕事ぶり。いつでも仕事の引き出しを開けられるように準備されているという、さりげないスマートさが、またまたカッコよかったです。ほんと。おそらく、何気なく日常を過ごしているようでいて、ご自身の理想の建築を思索していらしたのだと思います。
見終わって、修一さんが英子さんに残した「なんでもコツコツ」ということばが印象に残りました。コツコツやってこそ見えてくるもの…。私にとっては何だろうなぁ。
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