新型コロナの影響で、今年の3.11はひっそりしています。あきらかに市外から来たと思われる人もそれなりにいらっしゃいましたが、地元の人が歩いていませんので人影まばら。車は仙台ナンバーや県外ナンバーの車が目立ちました。いつもなら2月ごろから現れるマスコミ取材の方々も、今年はめっきり少ないそうです。
追悼式典も中止となり、午後2時46分に1分間サイレンが鳴った(石巻市は「黙祷」などのアナウンス一切無し)ほかは、ごく普通の1日でした。近くにいた工事のおじさんたちは普通に工事を続けていました。
この寂しい感じは世の中の震災への関心が風化したというよりは、みなさま新型コロナウィルスのほうに囚われているのだと思います。この状況では当然ではあるのですが。
石巻まちなか名物のスナック街も商売上がったり。週末に聞こえる酔っぱらいの声もめっきり少なくなって静かな夜が続いています。
都会に比べると、地方は閉鎖空間と言われるところにさえいかなければ、人混みとは無縁ですし、普通に生活している範囲では感染する確率もかなり低いはずなのですが、あれだけワイドショーなどで常時騒ぎ続けていると、全国的に過剰に反応する方に振れてしまっているようですね。
危機感は持ったほうが良いですが、狭い範囲に人口が集中していて、出かけると人混みだらけの都会の感覚(ワイドショーに出ている人たち)で、全国一律同じレベルで過度に身構える必要は無いと思います。この状況、まだまだ続きそうですし。
で、サルコヤさんの閉店セール、なかなか好評(?)のようで、近所ではいろんな楽器を買う若い人多数。今日は和太鼓を買った方もみかけました。3月31日まで値札の8割引だそうですよ。そのぐらいの値段だったらみんな買うってことなのかな。
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