夏葉社の島田さんが作った別レーベル、岬書店の第3弾「ブックオフ大学ぶらぶら学部」。執筆者の皆さんのラインナップを見だだけて、もう面白そうだと思って発売を楽しみに待っていました。
手にとって真っ先に読んだのが、古書ビビビの馬場さんの章。かつては夏葉社さんの本が発売されると、たいがい仕事の帰りに下北沢の古書ビビビに飛んで行って買っていました。ビビビのお店のあの独特のサブカル感の一端は、ブックオフからできていたのかもですね。
そんな古書ビビビさんで、もう1つ、出るたびにいつも買っていたのが、トマソン社の「BOOK5」。そこで連載を執筆されていたのが、せどらーのZさん。Zさんの考察もまとまった形で読むと、まさに大学の論文らしくて深かった!
そのほか、ライターの武田砂鉄さん、元ガケ書房のホホホ座・山下さん、先日訪問させていただいて、並んている新刊のラインナップにいたく共感したBOOKS青いカバの小国さん、不忍の一箱古本市で何度かお見かけして、今やプロの古本屋になったドジブックス佐藤さん、そして島田さんご本人に加え、大石トロンボさんのマンガまで。
それぞれが、ブックオフへのアプローチも、語っている内容も全く違います。ブックオフ文学あり、ブックオフ指南あり、ブックオフ論あり、ブックオフビジネス論でもあるという、まさにブックオフバラエティな本でございました。
石巻にもブックオフがあって良かった…でもそう言えば最近セールが少ないなぁ。
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