家人のたっての強い希望により、ロスト・イン・トランスレーションを渋谷シネマライズに見に行きました。(レディースの皆様すみません!一緒に行こうと思ってたんですが...)他の映画館でも拡大公開となったせいか、平日の日中は空席も見られ、余裕で見てきました。
渋谷シネマライズに行きますと、もれなくあのNHKのど〜も君のスタッフが作った人形アニメの短編「こまねこ」も同時上映。私がみたのは第2話でした。第5話まであるらしい...。このアニメ...すごく気に入りましたっ!
続きはネタバレありの感想です。
ロスト・イン...のほうはといいますと、家人の点数は85点。私は75点くらいかな。(最近は、自分が単純でスカっとした映画が好みだということがわかってきました。)
アメリカ人からみた日本人感が不愉快と見る向きもあるそうですが、私は日本というより「トーキョー」という不思議なところに対する違和感という点で、日本人がみても共感できる部分あったと思います。あれが日本だ...と思われるのは確かにマズいとは思いますが、確かにあのような世界も現実にあるわけで、私はあまり縁がないけれど、その手のギョーカイの人たちの世界ってああいう感じなのかなって。私も田舎モノですし。もちろん中津江村にいったんじゃ、あのような展開はなかったでしょうし。私もお寺を見に行っても特に強く何かを感じるわけでもないし。クラブなんか行ったことないけど、かえってニューヨーカーの方がそれに近いところによく行っているのかもしれないし。
文化の違いというよりは、知らない世界に踏み込んだ時のあのへんな感じが充分伝わってきましたので、そう考えると、映画としての表現方法はすばらしいものだったんですね。
本当はそれが話の中心ではないのだけれど、ついついそっちの方向に感想が向いちゃいました。ほんとうは2人の話なんですよね。ビル・マーレーもスカーレット・ヨハンソンも良かったです。
以下はちょっと検索してみて、私の気になった他の方の感想などを...
epilogue:『ロスト・イン・トランスレーション』を見た。
忙中閑あり日記 | ロスト・イン・トランスレーション
KINEMAtograph[キネマトグラフ] | ロスト・イン・トランスレーション 酩酊する東京上空に浮遊する人間達
うわっ! 「こまねこ」かわいいw観てきます!
ほんとに短編ですが、本編よりもこっちのほうが気になってしまいました。
私が見たのは第2話だったのですが...第1話も見たいんです。もう見られないのかな。