最後は「丹下左膳」。恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞。これも楽しみにしていた映画の1つ。丹下左膳といえば大河内伝次郎(古すぎ...)ですが、豊川悦司がどんな風に演じてくれるのでしょう?トヨエツ効果で若い人から年配の方まで...といったところでしょうか。
山中貞雄監督の「丹下左膳餘話 百萬両の壷」は昔見たことがあるのですが、最近発見された幻のチャンバラシーンも加え、日活作品集としてDVDが発売されてます。音声が悪いのでなんと日本語字幕付き!しかしこれも見たい...。amazlet
売り上げランキング: 721
通常24時間以内に発送します。
山中貞雄はモボだった!
今70歳の方が赤ちゃんだったときの映画です。
この新作、映画としてはチープな感じではありましたが、元来チャンバラ映画はそういうもの。脚本・プロデューサーの江戸木純は、山中貞雄の脚本を参考にしたということなので、昔の時代劇が好きな私には、このちょっと古くさい感じが良かったです。トヨエツの左膳は大河内伝次郎とはずいぶん違うけど、おちゃめで好感が持てました。今までのトヨエツとは違ったカッコ良さでした。野村宏伸の旗本の次男坊振りも良かった。逆に和久井映見はちょっと力が入りすぎて固かったかな。大ヒットすれば昔の大河内伝次郎みたいにシリーズ化しそうだけれど、単館上映だし難しいかなぁ...。チャンバラ映画復興を望む!
...ということで、大作ではないけれど、娯楽作品として気楽に楽しめました!
この3本を比べると「丹下左膳」>「スチーム・ボーイ」>「ハリー・ポッター」...かな。あとはスパイダーマンも見たいのだけれど...。こうしてみるとなんだか軽い映画ばかり。
そうそう、恵比寿ガーデンシネマでは8月14日から、話題のマイケル・ムーア監督の「華氏911」を先行上映だそうで...。これも見に行かなきゃ。
コメントする