東京国立博物館の特集陳列 万国郵便切手(リンクは2005.7.24まで)を見てきました。国立科学博物館の恐竜展にも行きたかったのだけれど結局行かずじまい。でもこちらの企画はなんとしてでも行く...というところが、最近の私の傾向を物語っております。思い返すと前回の訪問は1年以上前になりますね...。
now and then: 東京国立博物館を満喫
場所は平成館の一角で、こじんまりとした特別陳列です。もちろん切手は本物ですが、室内は暗く、切手が小さい上にガラスの陳列棚越し...ということで、中で単眼鏡を貸してもらえます。そうすると...小さな切手も細かいところまでよく見えるんです。ルーペで見ているような感覚です。
1880年代から1920年代の切手が中心。当時の万国郵便連合(UPU)の加盟国は、他の加盟国に新発行の切手を数枚ずつ送ることになっており、当時の郵政がそのうちの各1枚ずつを博物館に収めていたのだそうです。
肖像画の切手が大半ですが、アジアやアフリカ地域の動物や風景柄の切手が良かったですね。アジア・アフリカ系の切手は、ほとんどが植民地時代のものです。
気に入った柄を図録から拾ってみました。
左から、フランス領マダガスカルのタビビトノキとコブウシとアイアイ。真ん中がポルトガル領ニャサのキリン。右がフランス領ギアナのオオアリクイ。アニマル柄ばかりですね。他にもイタリアのドン・キホーテのシリーズ物も面白かったデス。
特別陳列は24日まで。単眼鏡で見る展示をお楽しみください。派手な特別展が行われていない時期なので、かえってゆったりできますよ。
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あ!国立博物館。
ここのところ、とんとごぶさたしてました。
あの建物のひんやり感が夏ってカンジを味わえるんですよねぇ・・・。単眼鏡を貸し出してもらえるなんて、ステキですね。国立博物館は館内での写真撮影がOKなところが多いので好きです。
大きな特別展をやっていない時期だったので、ゆったりできました。
1つ注文をつけるとしたら、食べるところですかねぇ。見ている途中で小腹がすいてくるのですが、軽食を食べられるところがあるといいんですけど。オークラのレストランは高級すぎるし、もう1つのレストランもちょっと違うし...。