りんごの木の村で―チャルカが旅したチェコのガラスボタン物語 | |
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骨董市で見かけたというガラスのボタンをきっかけに訪れた、チェコの「りんごの木」という名前の村のお話です。村のシンボルマークもリンゴの木なんだそうです。
カラー写真で掲載されている素敵なガラスのボタンにまつわるお話はもちろんのこと、村のいろいろな人々の紹介、チェコの家庭料理のレシピ、小さな村の観光案内まで。まさにりんごの木の村という小さな村の本になっています。このところヨーロッパ雑貨の旅系の本がたくさん刊行されて、私も買う側としては食傷気味でスルーしていましたが、このチャルカさんの本は、期待通りの癒しの本となりました。写真をパラパラと眺めているだけでも村の雰囲気にどんどん引き込まれていくようです。雑誌「ku:nel」の雰囲気にも少し似ているなと思いました。しかしそれも5倍ぐらいに濃くなって...。
日本にも今でもたくさんの田舎の村が残っていて、日本らしいすてきな生活をしている人たちもいるはずなんですが、大半は単純に高齢化だけが進んでしまっているような気もします。若いものに田舎で暮らせというのは難しいこともよく分かるのですが、合併して多くの古い村や町の名前が消えてしまったりで、伝統を簡単に捨ててしまう日本社会には少し寂しさも感じました。
読後、チャルカさんの姉妹店のこちらのオンラインショップも改めて訪れてみました。うわ縲怐Aいろいろなお話を読んだ後は、籐のカゴもボタンもファブリックもみんな欲しくなりますね...。
チェコやハンガリーの温もりのある生活雑貨を直輸入。クノフリークへようこそ!
チャルカ本の第1弾についてはこちら
now and then: チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記
ツꀀそうなんです。雑貨だけの本にはしたくなかったんです。それをわかってもらえてうれしい限りです。raizoさんのようなコメントを見ると、書いてよかった、としみじみ思います。ありがとうございました!
>ナジチャルカチカ 様
ご来訪ありがとうございます。
そして、こちらこそすてきな本をありがとうございました。読後はチェコの小さな村を自分が訪れたような気持ちになれました。
お店の方でも、味のある雑貨をこれからも楽しみにしています!