GWもいよいよ最終日。東京で坂道巡りをしていた人もいたのかな...と思いつつ、先日からの続きであります。
鳥居坂を下り、交差点を渡ってそのまま直進。以前も歩いた麻生十番の町に入ります。入ってすぐの麻布十番温泉脇が「あひる坂」(102)。名前の由来は不明だそうですが、短いので、あひるでもよちよち上って行けるような坂ということかな...などど考えながら通過。
麻布の商店街に入って左折し、2つめの角を曲がると、微妙な傾斜の「すべり坂」(103)。かつてはもう少し傾斜があったようですが、今はビルの谷間の横道ですね。
麻布十番の商店街から、以前も訪れた「暗闇坂」を登ります。ここは何度通っても味がある名坂。いつまでもこの雰囲気を残して欲しいです。(坂上からチラッと六本木ヒルズを望んでおります。)
前回暗闇坂を訪れたときの過去記事
now and then: 江戸坂道散歩:(20) 麻布台 七面坂縲恍K坂
暗闇坂を登りきり、左に折れて、前回上からみただけだった大黒坂を下ります。坂の途中に大黒様がありました。麻布十番の商店街とは対照的に、このあたりは本来の麻布庶民の生活臭が感じられました。
大黒坂を下り、一本目を左折すると、前回訪れた時に下から見た七面坂。かつて坂の途中にあったお寺に七面天女が安置されていたのが名前の由来だそうです。
大黒坂を引き返し、そのまままっすぐ先へ進むと、前回写真を撮らなかった一本松坂に入ります。ヤマト運輸の車の右側に立っているのが5代目の一本松。木の下には一本松の由来の碑も建っていました。
一本松坂を先へ進み、次の坂へ進む途中にあった氷川神社。神社からの下界の眺めが良さそうでした。
こちらは大正6年建造の日本キリスト教団安藤記念協会会堂。東京都の歴史的建造物に指定されていて、大谷石でできている壁とステンドグラスが印象的です。関東大震災にも耐えた貴重な建物だそうです。
坂道そのものも面白いけれど、歴史のある地域を歩くので、史跡が多いのも坂道の旅の楽しみの1つです。
ということで坂道カウンタは進みませんでしたが...続く。
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