私の大好きな、マーティン・ランドー主演の映画です!シネスイッチ銀座にて鑑賞。平日日中はおばさま率高しですがそれほど混雑はしていませんでした。(以下、多少ネタバレあり。)
(公式サイト)やさしい嘘と贈り物
とにかくまず、マーティン・ランドーが出ているというだけで「観たい!」と思ったというのが正直なところ。しかも泣ける映画のようじゃないですか...
いつからマーティン・ランドーのファンだったのかというと、ズバリ「スパイ大作戦」のローラン・ハンド役の頃からです。変装の名人だったんですよね。もちろんリアルタイムで観ていたわけではなく、小学生高学年の頃に、夕方の再放送を夢中になって観ていました。何年か前にディムバートン監督の「エド・ウッド」でアカデミー助演男優賞を取った時は、長年のTV・映画界での活躍を讃えてもらうことができて、授賞式ではなんだかとても感激してしまった覚えがあります。
実際にこの映画、とにかく老いたマーティン・ランドーが、老人の淡々とした一人暮らしの様子を描くところから始まります。私なぞは、マーティン・ランドーがにっこり笑うだけで、それだけでなんだか泣けてきそうでした。そうなんです、嬉しそうに、幸せそうに笑うシーンがたくさんあるのです。そのうれしい気持ちが、スクリーンのこちら側にも伝わってくるのです。
でも不安な気持ちも一緒に伝わってきます、こちら側でも、いったいどうなるんだろう、どうなるんだろう...とドキドキしているうちに...あぁ、やはり...。でもこのクリスマスの日々は、とても素晴らしいものになったでしょうし、メアリーにとっても素敵な時間になったでしょう。と、自分で書いているだけでも思い出して、眼の奥がジーンとしてきました。
...良かったデス。これが若干24歳の若者が作った映画かと思うとそれもビックリでありました。
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