「映画デビュー60周年 雷蔵祭 初恋」で、先日は山本薩夫監督の「忍びの者」を観てきました。
新宿で開催中の前にも観ているのですが、かなり久しぶり(20年ぶりぐらいかも!)です。
市川雷蔵が演じる主人公は若き石川五右衛門という設定。最初は忍者の里で暮らしているのですが、いろいろあって、里を出なくてはいけなくなります。
五右衛門のボスは百地三太夫。伊藤雄之助(しかも実は二役)が演じているのですが、これが凄い演技でした。かなり強烈な印象です。有名な所では椿三十郎のとぼけた家老の役をやっていますね。
前衛芸術家でもある村山知義の原作(いつか読みたい)があるので、ストーリーは少し急いで話を進めているような印象もありますが、怪優伊藤雄之助の百地三太夫を観られたので、それだけでもう充分です。最後は死んでしまったので、続編には出てこられないのが残念です。
さて、この雷蔵祭。2度目に見に行った時は絵はがきを、3度目に見に行った時はクリアファイルを配っていました。ロビーにはポスターやスチール写真がたくさん飾ってあってありますし、かなりのファンサービスですよ。
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