さて、先日届いたUE900用(SHUREのイヤフォンにも使用できます)のオヤイデのイヤフォンケーブルHPC-MX。もちろんさっそく交換して使ってみました。
が、まず古いケーブルを外すのに難儀しました。耳側のケーブルのコネクタ部分がとにかく固い。そうえばはめるのがとても大変だったのを思い出しつつ、仕方ないのでラジオペンチを持ち出して、壊れたらどうしようと思うぐらい。思いっきり引っ張ってやっと外れました。ふぅ。
これのおかげて、はめるときは拍子抜けするほどピチっと簡単にはまりました。簡単すぎて、あとで簡単に外れてしまいそうな気もしましたが。しばらく様子見ですね。
ちなみにこちらは作業前。
はずしたほうのケーブルのジャック側のプラグのカバーをはずしたところ。断線の元は、金具が皮膜を噛む所(ハンダ部分?)あたりの接触だったようで、ここを気持ち押さえると、またしばらくうまく聴こえたりしていました。長持ちさせるには瞬間接着剤で固めると良いらしいです。(私はもう取り換えてしまいましたからやっていませんが)
新しい「くの字」型のブラグ、断線防止対策はしっかりとられているようなので期待していますよ。
根元がケーブルに合わせた透明ではなく「黒」になったので、見た目が少し武骨にはなりましたが、丈夫になるなら良しです。
さて音の方はどうかなと早速視聴。使い始めこそ、若干サシスセソがザラザラする感じが気になりましたが、1〜2時間聴いているうちにこなれてきました。もう少しエージングが進めば、前のモデルのようなところまでいけるのではないかと思います。
低音はほどよくて大満足。今はドンシャリと言えばドンシャリですが、シャリシャリしたところはまだ改善されるのではないかと。バックの楽器の1つ1つがしっかり聴こえますので、凝ったアレンジの曲を聴くのが楽しくなりました。録音スタジオの雰囲気も伝わってくるようです。
通勤時、ポタアンを使わないのでボリュームを8割ぐらいの音量で聴いてちょうどよいぐらい。音が割れることもありません。iPhone 6の電池の持ちは、使いたてのころは持ちが悪いような気がしていたけれど、最近は1日のサイクルでしたら気にならなくなり、大音量再生で1時間程度使っても、夜の帰宅時には50%以上は電池容量が残っていますので、安心して心置きなく曲を聴いています。
最近、某所で音楽のデータファイルも劣化するという話を読みました。圧縮されているデータは、再生時に圧縮を戻し、また圧縮するという作業を繰り返すからなのだそうです。圧縮されていない状態が一番なのだとか。流行のFLACもつきつめるとダメということですか。ハイレゾの世界はなかなか厳しいです。
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