さて、昨日の話にはまた続きがあります。
第二ステージに向けて神保町は早々に引き上げ、一旦家に荷物を置いてから歩いて下北沢へ。まずは古書ビビビさんに向かいます。とはいえ、街はハロウィンのイベントで仮装した親子が街中を練り歩いており、子供が多くていつもとずいぶんと違う下北沢。
ビビビさんでは、出たばかりの雑誌「ヒトハコ」創刊号と、(確か)小学校の大先輩である由利徹の本を。
そのあとは、女川イカ祭りのイカ焼の香り&行列を尻目に、井の頭線高架下の下北沢ケージで行われていたTOKYO BOOK PARKへ。
TOKYO BOOK PARK – トーキョーブックパーク
いつか代々木公園でブックフェスティバルを開くことを目標にしているのだそうですが、都内各所の古本屋さんや、レコード、紙モノを扱うお店がぎっしり出店しておりました。紙モノは見ると欲しくなるので見ないようにしましたが、思いのほか「こけし」関連の本があちこちにあって、結局クラリスブックさんから他の本1冊とともに買ってしまいました。(本当は、写真のにわとり文庫さんの所の、ディック・ブルーナの装幀したペーパーバックが欲しかった…)
ハロウィンの仮装の子供達(下北沢は、普段は子供はあまり歩いていない)・女川イカ祭りのイカやホタテの匂い・そしてブックイベントまで開かれていて、本当にあのあたりが大にぎわいでびっくりしました。私は主に平日のヒトなので、混み合った場所が苦手なものですから、ここも早々に引き上げて、残りのミッションをクリアすべく下北沢を立ち去ったのでした。
さて、今回購入した雑誌「ヒトハコ」(出版社ビレッジプレス)は、一箱古本市の雑誌です。
関わられている方、登場されている方は、編集発行人の南陀楼綾繁さんをはじめ、全国の一箱古本市で活躍されている皆々様。私も存じている方(みなさま屋号でしか存じあげない方ばかりですが…)も何人かいらっしゃいました。
石巻一箱古本市のお話もチラホラと出てきます。いつも石巻で最強の(女子の)集客力と売上高を誇る石井ゆかりさん、石巻のリーガルシューズさんでの助っ人店主の1日を素敵なイラストで書いて下さっている佐藤ジュンコさん、そして第一回の石巻の一箱古本市でお隣同士の出店だったばったりたおれ屋さんも登場。そして石巻まちの本棚の話も…。
一箱古本市の話ばかりではなく、本屋さん、本棚などなど本にまつわる話もあり、素敵な雑誌でございました。
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