今回は詩集です。著者は尾形亀之助さん。正直言って全く知りませんでした、が、なんと宮城県人じゃないですか!大河原町出身だそうです。
静かな時が流れるような詩で、松本竣介さんのすてきな画がぴったりでした。大河原町から大正デモクラシーの時代の東京に出てきて、あこがれの「東京の街」に暮らしていたのですよね。彼にとっての東京はどんな街だったのかなぁ…。
さて、何度か申し上げておりますが、私は文学、特に誌には全く疎い。興味がないわけではないのですが、他に読みたいものがごっそりあってなかなか読めないのですが、夏葉社さんが発行してくださることで、文学や詩に触れることができているように思います。私にとってはいつも新しい発見です。ありがとうございます。
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