vol.1、vol.2と東京にいる頃に買っていた「石巻学」。今回の第3号は地元の人間として入手です。
石巻学 Vol.3の特集は「牡鹿とクジラ」であります。
捕鯨基地として有名な鮎川は、市町村合併後に石巻市となりました。厳密にいうとまだ「石巻市」ではなかった頃のお話ですが、捕鯨が盛んだった頃の貴重な古い写真が満載でございます。よっぽどクジラ好きでないと、普通の方はあまり「捕鯨」には興味ないかと思いますが、石巻人であればやはり気になる話題です。
捕鯨船に乗っていた方、クジラを食べることについて、クジラの歯の工芸品を作っている方…など、クジラ人の方々の話はもちろんのこと、石巻市の中心部に比べると、復興が大幅に遅れている牡鹿半島の現実などもレポートされています。
牡鹿半島は、このお盆の期間中は「Reborn-Art Festival」で賑わっているのではないかと思いますが、現代芸術の鑑賞と共に、牡鹿半島の今も見ていただける良い機会ではありますね。
石巻学…ですが、前回のVol.2の映画特集はなかなか面白かったです。特に古い映画好きの方にはオススメです。
「石巻学」vol.2の特集は「港町シネマパラダイス」 - now and then
機会があれば読んでみたいと思っている捕鯨本。(石巻市立図書館では牡鹿分館にしかないぞ!)
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