今日はTwitterで拝見したこちらのツイートに触発されての1冊です。
【新刊】『プレヴェール詩集』(岩波文庫)小笠原豊樹訳 ついに発売されました。 「詩はトイレットペーパーに書くんだ」と言っていたというプレヴェールにふさわしい文庫版です。しかも名訳の誉れ高い小笠原豊樹訳。感極まって口走った「100冊仕入れます」を実行した売場の写真をご覧ください。 pic.twitter.com/KQJFpYIJhx
— BOOKS 青いカバ (@hippopotbase) 2017年8月18日
同じ文庫、しかも岩波文庫が100冊も積まれているのは初めて見たかもです。実物を見たかった…。しかしこちらは東京から400km離れた東北の地。
しかし、幸いにも岩波文庫を置く本屋さんは近所にある!でもおそらく新刊は1冊ずつしか仕入れないはず…と、慌てて自転車を飛ばして急行。ありましたっ!
私は詩(実は文学そのものもですが)は苦手分野でありまして、ちょっとかじるぐらいなのです。プレヴェールの詩も初めてです。(映画「天井桟敷の人々」は見たことがあります。)でもこれだったら何だか気軽に手に取れそう…と買って帰りました。
そして帰ってきて一気に読んでしまいました。
何だか踊るようなリズムが気持ちよく、何だかベタベタしていないので好印象。良かったです。ちょっとかっこいいですね。フランス語で読めたら良かったなぁ。どんな感じなのだろう。翻訳詩なので、別の翻訳でも読んで見たい…など、思いが広がりました。そしてせっかく詩を読む頭になったので、買ったっきり読んでいない詩集を引っ張り出して読んでみようかと思ってます。
久しぶりの岩波文庫、本当は先月の新刊のこちらも読みたかったな…。これはまたの機会に。
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