今日は石巻に戻ってきて2度目の3月11日。東日本大震災から7年目ということで、午後2時46分のサイレンに合わせ、数名の地元の方々とともに1分間の黙祷をしました。
追討の式典は、石巻駅からすこし離れた地区で実施されますし、石巻駅周辺は特に何かイベントが行われるという訳でもありませんから、いつもより歩いている人が多いかな?という程度で、いつもとさほど変わらぬ静かな日曜日だったように思います。
市内のあちこちでは、まだまだたくさんの大規模公共土木工事が続き、こんなにすごい工事が本当に必要なのかなと思うことも多々あります。道もすっかり変わってしまい、道路も綺麗になって盛り土がされ、風景がどんどん変わっていきます。巨大な構築物が多いのに本当に驚かされます。
今日はテレビで盛んにまちの再建が思うように行かないことが取り上げられています。新しい街に人が戻ってこないところが多いのだそうです。造成が待てなかったという方も多いそうですが、元の町になら戻りたいでしょうけれど、造成すると全く違う風景(どこにでもある新興住宅地のような風景)になってしまうので、それならより便利なところへと思いたくもなります。
なかなか一筋縄では行かないものだとは思いますが、これからが楽しみ!という希望の持てる「復興」になって欲しいものです。
そして福島の原発事故で避難を余儀なくされた地方の皆さんのことも忘れてはいけないことです。原発の廃炉は私の生きている間には終わらないと思いますし、放射能の影響が収束するのはいつになるのかと思うと気が遠くなりそうな話です。この先、何か凄いマジックが起きてくれると良いのですが…。
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