まだ先日のWWDC2021のキーノートも半分しか聴いていないのですが、先にApple Musicの空間オーディオ(Spatial Audio)をMacで体験してみました。
Apple Musicを開くと、トップには「空間オーディオ」の文字が並んでいます。体験してみましょう...では、マーヴィン・ゲイのWhat's Going Onがサンプルで使われていて、普通のヘッドフォンで通常のステレオとの違いを聴き比べることができます。
空間オーディオの世界という曲リストをチェックしてみたら、個人的に好きなアルバム、スピナーズのSpinners(1973年)があったので、ノーマルAirPodsでさっそく聴いてみました。
これまで慣れ親しんだアルバムなので...確かに聴こえかたが違いますね。第一印象は、妙に音が派手で、楽器のそれぞれの音が主張していて、少しちぐはぐな印象もありましたが、聴いているうちに慣れてきました。楽器の1つ1つの音が、それぞれの方向からハッキリ聴こえてくるということですね。Apple Music上は「ロスレス」表示になっていました。
Apple Music上の解説によると、モノラル→ステレオ→空間オーディオという、音の聴きかたの進化ということらしいです。ステレオよりもさらに立体感のある音というのはどんなものなのか...と思いましたが、いわゆる普通のハイレゾではないのかな。しかし、これまでのApple Musicの音の解像度(AACでしたっけ)よりは明らかに良くなっているので、お値段すえ置きでどの曲もこの品質になるのならスゴいです。
好きなアルバムは、CDからアップルロスレスでリッピングしているので、それと大きく違う感じはしないのですが、だんだんそんなリッピングも必要なくなってくるということですね。
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