今年の3冊(2024)

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なぜかあまり楽しい読書ができなかった年でした。印象に残る本が少なかったなぁ...というのが正直な感想です。特に後半はあまり読めなかったし...。面白そうな本は買ってはいるのですが、読むほうが追いついてません。

その中で、一番印象に残っているのはこちら。

読んだ時の感想はこちら。
『小山さんノート』(etc.bokks):上野の森を思い出しながら - now and then

とにかく強烈なインパクトで、自分自身も小山さんの世界に引き入れられてしまうような感覚もありました。だいぶ時間が経っているのに、いまでもその感覚が残っています。

次はこちら...

読後感想はこちら...
島田潤一郎『長い読書』(みすず書房):読書修行僧。 - now and then

このときに、自分の読書についても考えさせられたはずなのに、なんだか全然実になっておらず、大変反省しています。長い読書もしたい。

そして最後は...

ブログでは紹介しなかったのだけれど、これは読んでいてすごく楽しかった。私元来フォント好きで、フォントデザイナーになりたいと思ったこともあって、フォント本もけっこう読んでいるのです。フォントデザイナーの鳥海修さんによるこの明朝体のお話、とにかくひらがな1文字1文字の話だけでもわくわくして面白く、文字の歴史についても触れられているし、大変勉強(?)になりました。明朝体を見る目もすっかり変わりましたよ。

実は、最近は新刊本を買って読んだあとはメルカリでささっと売って(もしくは一箱古本市で売る...もう置く場所がないからです)次の本を買う資金にするのですが、この本も読む前はそうするつもりだったのに、もう惜しくなって保存本となりました。

次点は、読んでみたいなと思ったら図書館にあって借りたこちら。自然科学系ミステリーといったところ。

よし、来年はがんばるぞー。

ちなみに去年の3冊。
今年の3冊(2023) - now and then

そうでした、年末にキッチンばさみで指を切って病院で縫い、年末最後の診療に滑り込みで行って抜糸してもらったのだけれど、えらく痛くて先生に泣き言を言ったのでした...って本の話ではないですね。

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このページは、raizoが2024年12月27日に書いたブログ記事です。

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