『旭山歴史の盛衰』(渡邊俊夫 企画・編集):北村大沢楽隊のジョーほう満載

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mt-20241227182018.jpgもうかれこれ20年前。「北村大沢楽隊」にハマって情報を追っていた時期がありました。いつか生演奏を聴きたいとずっと思っていましたが、その願いはかなわずでした。残念無念。

最初の出会いはこのときですねぇ。
気になります「北村大沢楽隊」 - now and then
まさに疾風怒濤でした〜北村大沢楽隊 - now and then

この『旭山歴史の盛衰』という本は、楽隊の最後のリーダー渡邊さんの息子さんが企画・編集した自費出版。タイトルには旭山という北村地区にある山の名前がついています。タイトルが固いのですが、この中で40ページを割いて「北村大沢楽隊」が紹介されています。ファン必読です!

北村大沢楽隊については、その後も情報をキャッチするたびに投稿してました。懐かしいなぁ。
北村大沢楽隊の最新ライブ映像! - now and then

ああ、このときはラ・ストラーダさんからトラックバックいただいていたのでした。すっかり忘れてた。いまはほんとにご近所さんです。
北村大沢楽隊、ライブハウス@石巻で演奏 - now and then

全国放送された時、これはインパクトが強かった〜
北村大沢楽隊:NHK「熱中時間」見ました! - now and then

石巻市立図書館で「大沢楽隊誌 疾風怒濤」を閲覧した時のこと。YouTube動画のリンクあり。このときの内容の一部が今回の本にまとめられているそうです。
石巻市立図書館で7年越しに念願叶って「大沢楽隊誌 疾風怒濤」を閲覧。 - now and then

この後は楽隊追っかけ活動も休止していましたが、今回この本を読んで再燃しています。

そして...この本の舞台は石巻市北村という地区なのですが、合併して石巻になった旧河南町。地区の皆さんの郷土愛は大変強く、それはこの本にも反映されています。これはこの本でも語られている地元の偉人の皆さんの郷土教育が脈々と受け継がれてきた賜物で、個人的には大変感銘を受けているのですが、この高齢化社会の中で、今後も地区の歴史を若い人たちにつなぐことができるのか。企画・編集された渡邊俊夫さんも、そんな危機感をもっての出版です。地区外の人には、知らない田舎の話なのでちょっとピンと来ないところもあるかもしれないけれど、こうやって活字に残しておくということも大きな意味があることで、素晴らしいなと思いました。

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