読書の腕前 岡崎 武志 光文社 2007-03 by G-Tools |
まず第1章の「本は積んで、破って、歩きながら読むもの」のお話から「ツン読」(つんどく)について触れてます。「ツン読」とは、買った本を読まずに積んでおくことです。このところわが家もかなり顕著にこの状態がひどくなっておりますが、この本でツン読の効用(?)を読んで、のっけから元気が出てきました。以下、章を追ってみると...
第2章 ベストセラーは十年後、二十年後に読んだほうがおもしろい
第3章 年に三千冊増えていく本との戦い
第4章 私の「ブ」攻略法 (注:「ブ」とは、古本用語(?)でブックオフのこと)
第5章 旅もテレビも読書の栄養
第6章 国語の教科書は文学のアンソロジー
第7章 蔵書の中から「蔵出し」おすすめ本
本好きだったらわくわくするような内容。「本を読む時間がない」というのはウソ...というお言葉も最近実感していることの1つ。昨年から通勤途上で電車の乗車時間が半減し、電車内で本が読めないことを残念に思っていたのですが、家で読書する時間が急に増えました。読む量も以前に比べて増えているかもしれません。今は「あれもこれも読みたい」という遅れてきた青春のようです。
参照(古本系ブログ巡回先)
古本ソムリエの日記 - 岡崎武志『読書の腕前』
ナンダロウアヤシゲな日々 - 『読書の腕前』のことなら何でも
退屈男と本と街 : 帰りの寄り道が愉しい。
晩鮭亭日常 - 各駅停車の本の旅。
旅猫雑貨店 路地裏縁側日記: ■5回目の似顔絵
マイブーム古本のきっかけは、千駄木の往来堂さんと岡崎氏の著書だったのです。
now and then: 古本がマイブームになりそうです
now and then: 「古本道場」...私も入門したい!
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