秋葉館で購入した外付けハードディスクのMaxtor OneTouch III 500GB。HFS+方式でフォーマット済みのものを購入したので、Macにつないですぐに使えます。
まずは、ネーミングの元であるOneTouch機能を使ってみました。付属のCDからアプリケーションをインストールすると、本体正面の長細いボタンを押すことにより、バックアップアプリケーションが自動的に起動します。
まずは丸ごとバックアップしてみようと思い、メインのボリューム全体を選んでバックアップを開始しました。ところが...
バックアップ作業が強烈に遅いのです。初めてのバックアップにはかなり時間がかかるとは聞いていたのですが、メインボリュームの50GB分を丸ごとバックアップしようとしたところ、丸2日かけてもまだ終わりません。業を煮やして途中でキャンセル。
仕方ないので、さしあたり無くなってしまうと困る自分のユーザーボリュームの中身とiTunesのデータを、.Mac特典のBackup 3でバックアップ。これは、妥当な時間で終了。やはりドライブではなくOne Touchのアプリケーションが遅いようです。
秋葉館の販売サイトでは「ブートOK」のマークがついていませんでしたが、ブートはできるはずなので、次は移行の準備としてMac OS X TigerをOne Touchのドライブにインストール。インストール後は、他のボリュームから環境を移行を選択し、iMac G5のメインボリュームを指定。無事にアプリケーションも含めたiMac G5のシステム環境を移行することができました。
iMac G5は、50GB+50GB+130GBにわけてあり、システムは50GBの部分に、iTunesのライブラリはもう1つの50GBのライブラリに、その他の画像データなどを130GBの部分に保存していました。どのボリュームも残りは20GB以下。iPodが60GBなのにライブラリが50GBの部分に入っているのは、iPodの買い替え前からここにいれっぱなしだったからです。気付いた頃には130GBのボリュームもそれなりに使ってしまい、移動するにもできない状態でした。
TigerをiMac G5にインストールしたときの様子。ちょうど2年前ですね。
now and then: Tiger...インストールだけとりあえず
次は別の2つのパーティションに入っていたデータをコピーします。しかし最も心配なのはiTunesのライブラリです。以前iTunesのライブラリ移行に失敗し、再生回数やレートが全て消えてしまって悲しい思いをしたことがあるのです。念のためBackup 3でiTunesライブラリのバックアップをもう一度取ってから、まずOneTouchへライブラリ移行ました。移行の方法はこちらをご参照下さい。
OneTouchのOSでブートした上でiTunesのライブラリに問題ないことを確認し、いよいよiMacへのTigerクリーンインストールです。Tigerにアップデートしたときは、上書きだったのです。
TigerのCDから起動し、ディスクユーティリティでパーティションを1つに変更。その後、今度はiMac G5にTigerをインストールし、One Touchに入れた前のiMacの環境を移行。同じ作業を2回やっていることになりますね。
さらに、再度iTunesのライブラリをiMac G5のミュージックフォルダの中に移行させて終了。ネットワークの設定や、細かいところは再設定が必要でしたが、一番心配だったiTunesをはじめ、基本的なところは移行できているようです。
ただ1点、One Touch付属のアプリケーションをインストールしたところ、省エネルギー設定のタイマーによるシャットダウンができなくなりました。One Touchのアプリケーションでも、タイマーバックアップ機能があるので、それが影響しているのかもしれません。付属のCDではアンインストールできないようなので、削除する場合は自分でファイルを探さなければなりません。こういうときは、Windowsの削除機能がうらやましくなります。このあたりはもう少し様子を見ることにしました。
ということで、長くなってしまいましたがひとまず。
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