遅ればせながら、Video iPodが640×480サイズの動画に対応しましたので、東芝のDVD&HDDプレーヤーRD-X5で録画したソースをこのサイズで圧縮してみました。ここはiMac G5よりもCore Duo(Core 2 Duoではありません...)のMacBook Proのほうが速そうなので、MacBook Pro(1.83GHz)で作業します。
まずはRD-X5から「ネットでダビング」でMacにデータを転送。このためのアプリケーション「vrx」も、ユニバーサル・バイナリの試作版がひっそりリリースされております。
vrx top
わが家のRD-X5は無線LANでネットにつないでいるのですが、今まではネットダビング中にダビングが中断してしまうことがあって困っていました。しかしそれも単純な理由で解決。MacBook ProをBaseStationに近い場所に持っていくことで、安定してダビングできるようになりました。
この無線LAN経由のダビングにはほぼ等倍の時間がかかります。ダビングが終わってvobファイルができたら、今度はiPod用に圧縮です。ここは無料でお手軽なiSquintを利用。
iSquintでは、iPodに最適化する...ではなくTVに最適化するを選択肢、H.264を使用する設定にして標準圧縮しました。
圧縮に要する時間ですが、私の初代MacBook Pro 1.8GHzですと、元映像の約2倍の時間がかかりました。短い映像をまとめて圧縮したところ、プロセッサもフル回転。CPUの温度は最高で78℃にまで上昇しましたが、無事に圧縮することができました。真夏に作業するとこの熱さは厳しいかもしれませんね。
できあがったムービーですが、MacBook Proの液晶画面で映像を見ると、速い動きの場面で画像が流れるところもありますが、iPodをテレビにつなげて出力すると、通常のビデオの映像のようにきれいに見えます。さすがTVサイズ。
ちなみに、iSquintで使われているffmpegのオーディオ圧縮には多少問題もあるようですが、元がテレビ録画だったのでそのまま使っています。音質が気になる方は下記もご参照下さい。
MacLab. News Blog iSquintのffmpegによるAACエンコードの謎
無料のiSquintよりも高機能なVisualHubも、最近日本語ローカライズされて使いやすくなっています。
VisualHub: The Universal Video Converter for Mac.
2passエンコーディングや映像のつなぎ合わせ、Xgridを使って複数Macでの圧縮も可能。規格としては、iPodのほか、PSPやFlash、WMVなど多くの規格に対応しています。こちらを使ったほうが、さらにファイルサイズも減りそうですので、レジストしてみようかなと思い始めております。(レジストしない状態で圧縮できるのは2分です。)
※RD-X5にはこちらをつないでいます。
Apple AirMac Express ベースステーション
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