東京国立博物館「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像」

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Kokuhaku200704上野の山のソメイヨシノはすでに葉桜になっていましたが、東京国立博物館で開催中の特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ 竏秩@天才の実像」を見に行きました。年間パスポートを持っているので、パスポートを使って入場です。

特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」 《受胎告知》本邦初公開

まずは本館の第1会場で、世界に10数点しか現存しない絵画作品のうち、初期の傑作「受胎告知」(日本初公開)を観ます。平日ながらそれなりの混雑ぶり。第1会場はこの絵画1点のみの展示です。混んでいたので、一番前の列ではなく2列目の列にならび、牛歩しながらの観賞。前回のNHK「日曜美術館」で予習をしていたので、観るポイントは押さえることができましたが、立ち止まって観賞できなかったため、物足りなさが残りました。

レオナルド・ダ・ヴィンチ-受胎告知-

普通はそのまま第2会場の平成館へ流れるようですが、私はそのまま常設展示の気に入ったところをゆっくり観賞。最近はこの常設展が一番楽しかったりします。最近興味の出てきた仏像から始まり、陶磁器と特集陳列、国宝コーナーなどをじっくり観てきました。国宝コーナーでは鳥獣戯画がひと巻全部見られたので大満足です。

常設展示を堪能してからやっと奥の平成館へ。第2会場では、レオナルドの手稿を元にした最新の研究結果を踏まえた、科学的な観点も含めた展示になっています。どうみても絵画展的な内容を求めてきている客層や、年配の方が多く、科学的な内容は客層とズレがあるように感じました。展示も低い位置に資料があり、高い位置に映像を流すモニタという配置。低い位置にある資料は人だかりでほとんど見えず、仕方がないので遠目にモニタの映像を鑑賞するような状況です。科学的分析には興味があったので、じっくり見ることができればもっと面白かったと思うのですが、人だかりで興ざめしてさささっとスルー。もし1500円払っていたら「元をとらねば」...と思うところですが、パスポートで入ったということもあって、あっさり引き下がってまいりました。

「受胎告知」は西洋美術館で展示してもおかしくないような絵画ですし、第2会場の内容は、いろいろなレプリカや図面が並び、まるで科学博物館のようでした。どちらも上野公園の中にある施設ですが、展示の棲み分けの垣根がだんだん低くなってきているのでしょうか。

今回の特別展の割引券はこちら
特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」 《受胎告知》本邦初公開|チケット情報

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このページは、raizoが2007年4月 6日に書いたブログ記事です。

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