映画「人生の特等席」(原題 "Trouble With the Curve" )

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Trouble With the Curve御年82歳のクリント・イーストウッドの主演映画。日本の宣伝戦略で、老人映画的なプロモーションをしているからということもあるのか、観客の年齢層はかなり高めでした。若い人比率は1縲怩Q割ぐらいだったかもしれません。確かにですね、出だしはクリント・イーストウッド演じる野球のベテランスカウトマン「ガス」が、夢から目覚めてトイレでちょろちょろと用を足すところから始まるという、衝撃(?)のシーンから始まります。

映画『人生の特等席』オフィシャルサイト

しかしですね、本来は「ベースボール」の映画じゃないのか?と思いました。原題は"Trouble With the Curve"。「カーブでトラブル」みたいな粋なタイトル(これは映画のストーリーにも当然からんできます)ですが、MLB(メジャーリーグ)、アトランタ・ブレーブス(球団)、そしてアトランタのあるジョージア州が協力にバックアップしてできたようです。多少ですがアトランタ・サウンドもアリ。

アトランタとは関係ないのだけれど、他のベテランスカウト達とのバーでの雑談で、俳優のアイス・キューブの話題になり、普通の俳優は俳優しかできないけれど、アイス・キューブはラップもできるから凄いんだ…と力説する黒人スカウトマンのシーンにニヤリ…だったのですが、この劇場でアイス・キューブのコトを知っている人、他に何人いるのかなと思ったり。

アメリカのスカウトがどんなことをしているのか、それがドラフトピック(日本とルールが違います)にどのように反映されるのか。そしてドラフトの裏側もちょっぴりわかるので、そういった意味でも面白かったです。

ここまではなんだか全然ストーリーと関係ないですね。当然のことながら、イーストウッドの老人演技も真に迫っておりました。他の老スカウトさんたちもなかなかオチャメで楽しい。メジャーリーグの裏方を舞台にして、頑固な老父と娘の親子の物語でもあり、ラブストーリーでもあり、野球ビジネスの話でもあり…そしてエンディングもハッピーになれるという盛りだくさんな映画だと思います。

私としては、邦題のような「人生」がうんぬんというよりは、メジャーリーグが好きな人に特にオススメです。

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このページは、raizoが2012年11月28日に書いたブログ記事です。

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