石巻百景の写真展、イオン、商店街、まちの本棚。

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震災直後からたくさんの石巻の写真をWebで公開してきた、石巻百景さんの写真展。9月19日までイオン石巻店で開催されていましたので、くみこさんと家人とで見に行きました。

石巻百景 - 石巻の日々の風景、美味しい食べもの、穴場の名所

これまで、その時その時にWebで見ていた写真が、時系列・地区別に並べられていました。まとまった形で拝見すると、また違った印象です。あらためてこれまでを振り返る良い機会になりました。これだったら写真集もできそう。そして石巻だけでなく、全国で巡回展ができるといいですね。

イオン石巻店のような郊外型の大規模ショッピングモールの集客力は行くたびにスゴイなと思います。家人はイオンの大店舗に行くのは初めてだったらしく、いろんなものがあるのでびっくりしていました。「イオンに行く」という行為が、地方ではレジャー化しています。

一方、最近うちの近所にもイオンができたのですが、都市型の「まいばすけっと」という業態。品揃えは、日用品や生鮮食料品が多いコンビニのような中途半端なところです。開業1か月が経ちましたが、客の入りはいまひとつのように見えます。私もまだ2回しか利用していません。前の安売りスーパーの時のほうが、わざわざ少し遠くから人が来ていたような気がします。イオンもどこでも成功しているわけではないということです。商売は難しいですね。

一方、郊外化する地方の商業圏に押されて、ますます縮小していると言われる古い商店街。実は先日、石巻の商店街にできた「石巻 まちの本棚」で、1日店番をしてきました。平日でしたから、果たして人が来るのだろうか心配しつつ、まあ並んでいる本でも読んでいればいいかという軽い気持ちでやらせていただきました。

並べてある本は閲覧専用で、100円・50円の古本バザーをしています。とてもお天気の良い日で、気持ちの良い一日。外の扉を開けてのんびり店番をしました。午前中はボチボチなペースだったのですが、昼頃から動きが出始めて、仙台のFM局の突撃取材を受けたり、前日にかめ七さんで詩の朗読をされていた方が、ビブリオバトルをここでやってみたいと熱く語ってくださったり。

目の前の通りは、意外と車がたくさん通ります。ただ、わざわざ車から降りてくる人はほとんど無し。なので地元の方はあまり「歩いて」いない感じ。入ってくる人の大半が、外から来た方々でした。おそらく歩いているのは、近くで働いている方々(NPO関連などの若い方中心)と車で移動できない外からの人達のようです。川岸の復興マルシェには大型バスがやってきて、そこで自由時間が多少あるらしく、まちの中を歩いてみようという方がいらっしゃる模様です。

外から来る人達は、震災からの時間が経つにつれ、いずれ減って行くでしょう。個人的にはですね、商店街が残っていくにはもっと地元の人達が来るところにならないといかんよな…と思いました。観光(マンガ?)でまちなかに人を呼ぶのは、これ以上は難しいと思います。

さりとてイオンのある地区と正面切って対決するのは難しい。昔のように大勢の人を集めるというよりは、まずは地元…しかも比較的ご近所の固定客をつかむことが必要なのかも。先日はこんな本も読んだばかりです。

自治体批判、店主の努力が足りない…と、かなり口調が厳しいのですが、お客様がしたいコトを考えましょうというのはまあごくあたりまえな策ではあります。とはいえ、それがなかなか難しいわけですが。

例えば私が希望するのはこんなことです。もう少し車を気にせず子供やお年寄りが歩きやすくしてほしい。歩行者優先です。一通り日用品が揃うよう、お店がもう少し増えて、ある程度買いまわりができると良い。まわりの地区からの安い交通手段・重い荷物の配達。小さくても良いので遠くからでもわざわざ来たくなる「お店」。どっかりすわってゆっくり一服できる(甘いものが食べられる)お店ももう少し欲しい。

お店は立地もあるけれど、名店は場所ではありません。かまぼこの白謙だって、本店が商店街にあっても、みなさんわざわざ車で乗り付けてきます。ということは、元気なお店がもっと増える必要があるのかも。そう簡単なことではないですけどね。商店はお店の方とコミュニケーションがとれるのが良いところ。顔を覚えてもらうともっとうれしいんですよね。

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このページは、raizoが2013年9月22日に書いたブログ記事です。

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