栗原裕一郎 編著「村上春樹の100曲」:Apple Musicでプレイリストを作ったり。

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6月に東京に日帰りで行ったとき、神保町の本屋さんの「あちこち」でみかけてヒジョーに気になっていたのですが、その時は買うまではいたりませんでした。その後、石巻に帰ってきてからは地元の本屋さんでは全くみかけず。ネットでわざわざ買うほどでもないし…と思っていたところ、石巻 まちの本棚で借りることが出来ました!


個人的にはそれほどの村上春樹ファンでもなく、ノルウェイの森と初期の作品をいくつか読んだ程度なのですが、「ジャズ喫茶を開いていた村上春樹」に興味があり、作品に出てくるジャズの選曲は、それなりに好きなアルバムに違いないと思っておりました。

この本は、村上春樹作品に登場する、ロック、ポップス、クラシック、ジャズの4つのジャンルの中から選んだディスクガイドです。そしてディスクガイドが読書ガイドという新機軸になっております。

ジャズの選曲に期待していたのですが、思ったよりロック・ポップス部門も良かったですね。一昔前というあたりが世代的に合っていたのかもしれません。さすがにクラシック部門はさっぱりわからないので、さらっと読み流しました。巻末には作品に登場する全音楽リスト付きで資料としても使えます。村上作品を読み込んでいる方は、かなり面白く読めるのではないでしょうか。

ジャズの章で紹介されているアルバムをApple Musicで探してプレイリストを作成し、聴きながらこれを書いております。MJQやトミー・フラナガンが無かったのですが、それ以外はだいたい揃いました。こういうときはApple Musicは便利ですね。JAZZであれば、本当はレコードで聴きたいところではありますが。

こうなると次はこちらを読みたいところです。機会があればいつか。

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このページは、raizoが2018年9月11日に書いたブログ記事です。

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