島田修二さんと郷隼人さん

先週のニュースですが...
歌人の島田修二さんが死去 - asahi.com : 社会

先週の日曜日(月曜日は休刊日だった)の朝日歌壇では選者として名前が並んでいたので、急なことでびっくりしました。先週末の朝日新聞に追悼記事も掲載されていましたが、ほんとうに突然のことだったようです。

私は短歌はうといのですが、前にご紹介した郷隼人さんの短歌をよく選出している選者の方...として認識していました。郷さんの初めての歌集「LONESOME隼人」にも寄稿していましたし。

そして、今朝の朝日歌壇。島田氏最後の選の中に、郷さんの短歌も入っていました。引用させていただくと...
「<豆腐屋>の彼の訃報を知りし夜に彼の自筆の手紙読みけり」
これは「豆腐屋の四季―ある青春の記録」の松下竜一氏を追悼する歌だったようですが、まさかこれが島田氏の選ぶ郷さんの最後の歌になるとは...。郷さんもさぞ驚かれていることでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。

トラックバック(1)

SAISON de LYCEE(セゾン・ド・リセ) - ショック (2004年10月 9日 11:10)

島田先生の急逝はとてもショックでした。きまぐれで短歌を始めて4年間も続いたのは、「婦人公論」への投稿があればこそでした。ご冥福をお祈りいたします。 続きを読む

コメント(2)

はじめまして。TBさせていただきました。 

>まさかこれが島田氏の選ぶ郷さんの最後の歌になるとは...。

先生はご自分の死期を予感していたのでしょうか?そんなことをふと思ったりしました。

きまぐれに短歌を始めて4年、ちょっとマンネリ化してきたので、しばらくやめてみようと思った矢先に島田先生の訃報でした。もう先生のお目に触れことはないですが、9月上旬に送った私の最後の投稿歌は「君といる一分一秒愛しくて命の期限のあることを知る」でした。鳥肌がたちました。

コメント&トラックバックありがとうございます。

私は朝日歌壇ぐらいしか触れる機会がないのですが、島田先生の選ぶ歌は他の選者の方とはちがう雰囲気があったように思います。

ご自身でも短歌を詠まれるとのこと。私は俳句のほうに興味があるのですが、俳句はなんだか難しそうで、自分で...ということになならずじまいです。

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このページは、raizoが2004年9月20日に書いたブログ記事です。

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