東京国立博物館〜その2:好きな展示を回る...

法隆寺宝物館さて、先日の万国郵便切手展の続きです。同じ建物内の平成館でちょっと埴輪を眺めたあとは法隆寺宝物館へ。前回行った時にとても気に入ってしまった仏像の間へ直行です。ちょうどボランティアさんの英語によるガイドツアーと一緒になり、外国の方も熱心に仏像に見入っていました。

観音像ライティングが凝っているので、何度見ても幻想的で素晴らしい展示だと思います。仏像に全然興味の無かった私もすっかりファンになるぐらいですから...。今回は手のひらに蓮の花らしきものをのせているこの仏像が気になりました。たくさんの仏像を見ているうちに、観音菩薩像には冠に必ず小さい仏像がついていることを発見。(不信心ですみません。仏教&仏像方面には弱いのです。)それがまたいろいろバリエーションがあってかわいいんです。

気に入った陶磁器からお次ぎは東洋館。期待して行った「ベトナムの青花」(陶磁器)は、全部で7点しかなくてがっかり。もっとたくさんあると思ったのにぃ...。でもすてきなお皿もありました。東洋館の脇のレストランで一服し、最後は最近マイブームの陶磁器の展示を見るために本館へ。陶磁器の展示の私の一品はこれ。この器の外側の黒・緑・赤の丸のカラフルなデザインが大胆で関心しました。展示の内容も定期的に入れ替わるので、再訪問して楽しめるところがまたいいですね。

リスの巾着最後はミュージアムショップでお買い物。今回の切手展の図録とデジカメを入れるのにちょうどよさそうな巾着袋購入。巾着は525円也。白地栗鼠模様更紗裂(りす手 16〜17世紀)という更紗の柄をデザイン化した布で作られています。唐草(?)模様の合間にいる、あまりかわいくないリスが気に入りました。

...ということで、今回も420円で堪能させていただきました。大満足です。今秋10月25日から12月4日にかけて「北斎展」が予定されていますので、その時にまた行きますよぉ!

追記:hayashoさんがコメントしてくださった通り、国博はフラッシュさえたかなければ、ほとんどが撮影自由なのがうれしいですね。携帯しかもっていかなかったので、次回はちゃんとデジカメを持って行こうと思いました。でも館内が薄暗いことを考えると、やっぱりコレもいいですねぇ。
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今回、F10を国博に連れてきた最大の目的ともいえる法隆寺宝物館へ。  建築家谷口吉生氏の作品です。表慶館の裏手なので、意外とひっそりたたずんでいます。できた... 続きを読む

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このページは、raizoが2005年7月18日に書いたブログ記事です。

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