荻窪の友人宅を訪問することになり、ついでなので念願の西荻古本屋さん巡りをしてきました。西荻窪の駅に降り立つのは初めてです。(家から電車で30分ぐらいで、意外と近いのですが...)
まずは「音羽館」。かなり広々した店内です。ここはいきなり欲しいなあと思う本が数冊。新刊書店で欲しいな...と思っていた本があったりして、非常に悩んだりしたのですが、まだ1件目なのでとりあえずこの新潮文庫「文房具−知識と使いこなし−」(250円)を購入。鉛筆から万年筆、手帳など、一通りの「文房具」が写真入り(一部カラー)で紹介されています。昭和61年刊の内容なので、かれこれ20年前。登場する文具達のちょっと古い感じに懐かしさも感じます。これは古本屋さんならではの買い物でした!
そしてここで古本案内の地図(無料)もゲットしてお店を出ました。
そしてお次は「ハートランド」。お店の入り口がとてもステキです。店内にちょっとしたカフェがあって、お茶やビール(!)が飲めます。古い日本文学がたくさんありました。マッチラベルがたくさんあって、ちょっとそそられましたが我慢。ここではなにも買わず次へ。
その先の「花鳥風月」は、自然科学系や料理の本も充実。お酒の本もたくさんあって面白そうだったのですが...ここも結局見るだけでした。
実は1件目の音羽館でこの本「小津安二郎 映画の詩学」が気になって、保留にしていたのです。定価8,400円が4,500円。高いんですけど半値近く...。結局もう一度立ち寄り、西荻ツアー記念ということで購入しました!
そして最後は「興居島屋(こごしまや)」を覗いているうちに、同行者共々強烈にお腹が空いてきたので、古本屋さん巡りはひとまず終了となったのでした。
だいぶ様子がわかってきたので、またゆっくり行ってみたいと思います。そして次は...荻窪かな。
追記:実はこの後、興居島屋を更に先に進み、北銀座通り沿いのビニ本の店(店名不明。最近は街中ではすっかり無くなりましたね...)の店頭でMacFan最新号を見かけて購入。店内にはなぜか陶器を売るコーナーもあって不思議なお店でした。さすが西荻、奥が深いです。
う〜ん、西荻窪、気になる街です。古書めぐり、とても楽しそうですね♪
いまや駅前にビルがたくさん立ち並ぶ荻窪に比べて、商店街もこぢんまりしており、意外とローカルだったのでびっくりしました。
もう1つの目的だった輸入文具豊富な雑貨屋さんは定休日だったのが残念だったので、リベンジでまた行くつもりです!
はじめまして。
「文房具 知識と使いこなし」
とても、面白いですよね。
もう出版されて、随分と立つのに
今読んでも、とても参考になります。
私も古本屋さん(ネット)で買いました。
つちはし 様、コメントありがとうございます!
文房具のサイト、いつも楽しみに拝見させていただいております。
著者の方の文房具に対する熱心な思いが伝わってきますね。
近頃は文具本もたくさんありますが、当時はこれだけていねいに解説されている本は珍しかったのではないでしょうか?
私も、文房具とは関わり続けたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。